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平成27年度にはついに2%台に!今後も難化傾向の可能性大

 社会保険労務士試験に挑戦される皆さんであれば、すでに合格率についてはチェックされていることと思います。
「この程度なら頑張ればイケそう」と思われて挑戦に踏み切る方もいらっしゃるでしょうが、平成27年度以降、社会保険労務士試験の合格率は一気にその様相を変えています。

 まずは、社会保険労務士試験の合格率について、その推移をご紹介しておくことにいたしましょう。

年度 受験者数 合格者数 合格率
平成18年 46,016名 3,925名 8.5%
平成19年 45,221名 4,801名 10.6%
平成20年 47,568名 3,574名 7.5%
平成21年 52,983名 4,019名 7.9%
平成22年 55,445名 4,790名 8.6%
平成23年 53,392名 3,845名 7.2%
平成24年 51,960名 3,650名 7.0%
平成25年 49,292名 2,666名 5.4%
平成26年 44,546名 4,156名 9.3%
平成27年 40,712名 1,051名 2.6%

 上記のデータを見る限り、平成26年度までの推移と平成27年度の数字には大きな隔たりがあることが分かります。
社会保険労務士試験では、平均7%程度の合格率でアップダウンをしてまいりましたが、平成27年度には突如として2%台へと急落。
今後、この試験を受験される方は要注意です。

 もっとも、「平成26年度が9%台と高すぎたから、調整の意味合いでガクンと下がったんじゃないの」といった楽観的な見方が出来ないこともありませんが、こうした考え方はちょっと違います。
社会保険労務士の職域は、平成25年の社会保険労務士法の改正により、従来よりも少しだけ拡大されました。
具体的には労働紛争における「補佐人制度」が創設されたことが挙げられますが、どうやらこの職域拡大が、社会保険労務士試験のハードルを上げる直接的な要因となっているようなんです。
この流れでいけば、合格率低下は平成27年度だけを対象としたものではなく、今後ずっと継続するものと考えるのが自然。
よって、平成28年度以降も社会保険労務士試験の合格率が上昇することは極めて考えにくいと言えるでしょう。

 もっとも、社会保険労務士試験の内容見直しについては、これまで散々議論されてきたテーマでもあります。
記述式の導入や、試験科目への憲法や民法の追加等、可能性としては毎年噂されてきた経緯があるわけです。
試験内容の見直しとして、今回は「合格率」に直接的な影響が及びましたが、今後はいつ、試験科目や出題の内容に変化が生じるかわかりません。
これからこの試験に挑戦される受験生は、社会保険労務士試験が大きく変わらないうちに、一日も早く合格を掴みとってしまいましょう!

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